東京のバラの名所といえば旧古河庭園。
大正初期の庭園を原型に留める貴重な存在として国指定名勝に指定されています。
石造りの洋館とのコラボがとっても素敵なんだよ
なんと入園料は大人150円。旧古河庭園から歩いて20分ほどのところにある六義園とのセット”縁結びチケット”も400円で購入できるんです。
都内の名勝がこんなにリーズナブルな価格で楽しめるなんてとってもお得!
今回は、実際にわたしたちが訪れて気づいた旧古河庭園のおすすめの楽しみ方や、バラの見頃などをご紹介します。
春も秋もバラを楽しめる旧古河庭園。実は穴場の楽しみ方があるんです…! ぜひ、読んでみてくださいね。
落ち着いた大人なデートにぴったりですよ
園内はどんな感じ?
旧古河庭園は、JR京浜東北線「上中里駅」もしくは東京メトロ南北線「西ヶ原駅」から徒歩7分ほどの位置にあります。
園内は台地を活かした造りとなっていて、小高い丘には洋館(大谷美術館)、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園が配置されています。
見事なバランスで美しい!見ごたえもばっちり!
開園時間は9:00~17:00で最終入園は16:30までとなっています。
洋館に入るには入園料150円とは別に入館料400円が必要ですが、1階のホール・ビリヤード室・書斎・応接室・小食堂・大食堂を順路に従って自由に見学することができます。
開館時間は10:30~16:30で、最終入館は16:00です。
鑑賞する所要時間は、バラの写真を撮りながら丁寧にまわっても2時間くらい。のんびり洋館や花々を眺めながら過ごせます。
洋館に入ったりショップを見たりするならもう少し余裕を持ちましょう
バラの見頃はいつ?
旧古河庭園では、春バラと秋バラの見頃の時期に合わせて「バラフェスティバル」を開催しています。
2023年の開催は春のバラフェスティバルが4月28日(金)~6月30日(金)、秋のバラフェスティバルが10月7日(土)~11月10日(金)でした。
バラは朝に香りが強くなることから、早朝開園を実施することも!
通常の開園時間より1時間早い8時から開園してくれます。早朝開園の開催期間に合わせていけば庭園全体に広がるバラの上品な香りをより楽しむことができますよ!
おすすめの楽しみ方
バラフェスティバルでバラの人気投票をしよう
春のバラフェスティバルでは、どのバラが好きだったか現地投票またはTwitterから投票することができるイベントが開催されることも。
2022年は「カインダ・ブルー」が初の1位となったそう。
「カインダ・ブルー」すごく素敵。わたしは「琴音」も好きだったな
いろんな色のバラが見れて綺麗だったな~
2人でゆっくりバラ鑑賞を楽しみながら、投票して一緒に結果を見るのも楽しそうですね。投票結果は旧古河庭園のHPお知らせから確認できます。
園の職員さんたちが記載するそれぞれのバラに対するコメントも興味深いですよ。
雨に濡れた風情のある光景を楽しもう
庭園散策なら晴れがいい!という方が多いと思いますが、旧古河庭園ではあえて「雨」の日もしくは「雨上がり」の鑑賞をおすすめします。
晴れの日ほうが写真もきれいに撮れそうだけど…
そんなことないんです。バラは晴れよりも曇っている日のほうがきれいに発色し美しく撮ることができるんです。
それに、雨粒が滴る少し下を向いたバラはなんだかしっとりしていて風情がありませんか?
また、石造りの洋館は雨に濡れると落ち着いたシックな色調になります。
雨の日に2人でバラを鑑賞するなんて大人な楽しみ方ですよね。
わたしたちも小雨が降っている日に行きましたが、バラの美しさに感動しました。とってもおすすめです。
傘をさすので周りの人にぶつからないように気を付ける必要はありますが、それ以上に庭園と洋館の美しさに価値があります。
雨でもバラの香りもちゃんとするよ!
奥の優雅な日本庭園も鑑賞しよう
旧古河庭園には、バラの咲く洋風庭園だけでなく、立派な日本庭園もあります。旧古河庭園を訪れたらこちらも合わせて鑑賞してみてください。
池に落ちる滝もあり風情たっぷり。
洋風庭園があるところと同じ場所とは思えない!
奥には茶室もあります。こちらは意外と観光客の方も足を踏み入れないのか混雑時でも人が少ないです。茶室と目の前に広がる苔庭が和を感じさせてくれます。
旧古河庭園でこんなにも素敵な写真が撮れるとは思わなかった!
まとめ
バラと洋館で有名の旧古河庭園。魅力がたくさん詰まった名勝でちょっと変わった楽しみ方をご紹介してみました。
バラは春と秋、気持ちの良い季節に咲くのでデートを存分に楽しむことができますよ♡
お花が好きな人もそうでない人も楽しめますし、大人しっぽりデートにはぴったり!ぜひ今度のデートの候補にしてみては?
洋館の中を見学した際は、そちらも紹介しようと思います!